いつの間にか世界の敵になっていました【完結】




人間を、殺そう。


優希に会ってからずっと小さくなっていたこの気持ちは、簡単に''魔族が持つべき大きさ''にまで膨れていく。





表面化していなかった戦争を始めたのは俺だ。





100年前までは平和だったと言われていた。

その平和を壊したのが100年後の奴だったなんて誰が想像するだろう




だから、この二種族間の戦争の発端を知るものはいなかった。

俺以外は、誰も。