いつの間にか世界の敵になっていました【完結】



そう言って上げた顔は確かに笑っていたけど、目が充血し目元も濡れていた。


私の制服、汚れてないよね?




優希、と発せられた音は心無しか優しく感じる。



「何?」




それに違和感を感じつつも普通に返してしまう私も、どこかおかしいのかもしれない。