いつの間にか世界の敵になっていました【完結】



鼻を掠めるローズヒップティーの香り。


金で縁取られた白いお皿に盛られたケーキはフルーツタルトで、私が一番好きなケーキだ。


こんな空気じゃなければ喜んで女子力捨ててがっつくんだけど。







男女とはいっても私達は幼馴染みで、よくある恋愛小説みたいに恋に発展しない私達の付かず離れずの関係。


私はこの距離感が気に入っていたりする。