聞き慣れた授業開始のチャイムが酷く頭に響く。 綺麗に別れていたクラスメイトも、流石に座席に着けば全体に均等にバラけた。 あっ、クラスメイトA君…… ふと左斜め前を見るとクラスメイトA君の姿が目に入る。 羽と、角と、尖った耳 今朝、校門前で話した時にはなかったものが、今、当然のように彼に備わっているのを見る。 気が、狂いそうだ。