「優希ちゃん、ちょっと席外すね」 「おん!ご飯食べて待ってる!」 「うん。……待ってて」 私は小走りで部屋を出て行く佐藤くんを黙って見送った。 だって、あの顔を見てふざけたことはいくら私でも口には出さない。 出せない。