あの日を忘れることは絶対ない─────



「幸助!すっごく気持ちいいよ!」

「今行くー!」

ザバーン


「幸助、飛び込み下手くそ笑







え?幸助?ちょっとねぇ、幸助!!!」

「プハー、びびった?」

「~~~~~~~~~~~~~~~!!!」

「ごめんごめん、
びっくりさせたかっただけだよ。」

「ほんとにびっくりしたんだから…」

「百合1人にしてどっか行くわけないやろ?
安心しな、」

「うん!」



「誰か!!助けて!!!私の娘が!!!」


「!?」


「今行きます!!!」

「ちょっ!!幸助!!!」






「よかった…リナちゃん」

「ママぁー!」

「幸助は…?」





振り返ると静まり返った川







二度と幸助は戻って来ることはなかった