僕は友達と一方的に思っている澪が言った言葉が喉の奥につっかえていた。
「レギュラーはイレギュラーでイコールで結ばれている関係…か…」
まず、頭の出来が違う。澪は成績はトップクラスだ。僕は…まぁ…普通かな。うん可もなく不可もなくぐらいの成績。
しかし何故唐突に澪はそんなことを言い出したのだろうか。
レギュラーつまり平凡はイレギュラー…非凡と繋がっているということでいいのかな。僕の解釈はあながち間違ってはいないと思いたい。
そのまま訳しただけだけど!
「明日学校いって聞いてみるかな…澪はああ見えて優しいしー!!あっでも眼帯を外されるのは勘弁…」
僕は高校の帰り道は1人なのでちょっと大きめの1人ごとをいって左目の眼帯を摩る。まぁ諸事情だから別に危うい奴じゃあない。けど澪には毎回厨ニ病と言われる。違うんだ。澪ごめんね。
って謝れば見せろ見せろと引っ張られる。嫌だ。澪だけには見せたくない…。だって僕は澪が…そ、その、すすすすっ…!!!
…女々しいな僕。嫌われたくない。
と、そうこうしているうちに家が見えた。
「明日聞こう。明日」
僕はまたのうのうと歩く。近くに澪がいたのに気が付くのはまた別の話。

「レギュラーとイレギュラーはイコールで結ばれている関係だ。…今のお前と私だ。」