…ですよね…。
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「ごめ〜ん。まさかお取り込み中だとは♪」
見事にカーテンを空けられた。
あんなトコ見られるなんて…
陽菜のニヤニヤした顔を見るのも恥ずかしい。
恥ずかしすぎて、もうこの場から去りたい…。
「鳴海もさあ、こんな所で葉月に手ぇ出さないでよね〜!葉月はそこら辺の女と違うんだからぁ。ね、りっ君。」
「うん。鳴海、さすがにまっ昼間から盛っちゃだめだよ。」
「お前ら…まぢウザイ。」
鳴海は片手で頭をガシガシとかいてチラッと私を見た。
「てゆうかさ、二人いつのまに!?知らなかったの俺だけ?まぢ淋しい!」
大地までなんでここに居るの?
「うう…も〜…恥ずかしい。」
私は両手で顔を覆ってるしかなかった。
「まあまあ、葉月。」
りっ君がなだめてくれる。
……
変わらない。
私達は変わらない?
ずっと『仲間』?
答えは決まってる。

