嘘ツキナ、恋ヲスル




次の日は、陽菜と一緒に登校。



大地と陽菜はクラスが違うから、会おうと思わないと会えない。


「陽菜、復か〜つッ!」


から元気の陽菜。

そんな陽菜の様子を同じクラスのりっ君が気にして私の所に来た。


訳を話すと…

りっ君は…


「あいつ…」



眉間にシワを寄せて去って行った。



まさか…りっ君、陽菜の事…。







「陽菜!陽菜…!今日の放課後空いてる!?」


陽菜の教室に駆け込んだ。


やっぱりほっとけない!


大地の態度が変わったのにりっ君が絡んでる気がする…


それ以上に何か胸騒ぎがする…





放課後…その胸騒ぎは的中した。