そう思ったらボロボロ涙がこぼれて教材にも涙が落ちたけどそんなの気にならなかった。
美術室に着くころには号泣してて、大橋先生に背中をさすってもらいながら私は全部話していた。
大橋先生は私の話に涙を流しながら聞いてくれて、親身に相談に乗ってくれた。
その日はずっと大橋先生と色んな話をしてすごく楽しかった。
もちろん相談もしたけど、泣きすぎてる私に大橋先生の学生時代の恋愛の話とかして笑わせてくれたり、ちょっとした気遣いがすごくうれしかった。
きっとこの頃からだと思う。大橋先生への気持ちが憧れから恋に変わったのは。