「いえ、大丈夫です。」 「職員室…行こっか。」 この時点で私もなんだか、大橋先生が私がいじめられてることに気づいててその話をされるんだって薄々感づいてたきがする。 職員室に行くと大橋先生はどこかの鍵を持ってきた。 「どこに行くんですか?」 「旧校舎の奥にある教材室。生徒はあんまり行かない場所にあるからそんな教室があることももしかして知らないんじゃないかしら?」 「旧校舎の奥に教材室なんてあったんですね。知りませんでした。」