ーなんか、あいつに告白みたいのされたんだけど。


ズキッ…


胸がキュッと痛んだ。


いつからだろうか。この子が特別な存在になったのは。


去年の冬、星野さんに相談されてから私の中で星野さんが特別大切な存在になったのは確かだ。もちろん教師というものは皆に平等に接しなければならないが、誰しも特別な存在というものはいるだろう。


それが星野さんだった。