とりあえず、改札口までいき、車掌さん?に道を聞こうと思ったが、、

‥誰もいないし‥‥


よく見ると、ただいま出かけております。というメモが‥


‥うそでしょ‥?



そんな時、いきなり後ろから

「ねぇ?」と声をかけられた。


びっくりして後ろを振り返ると、、、


‥あ、かっこいい‥


二重のクリっとした目にスッと鼻筋が通っていて、唇は分厚くもなく薄くもない、ちょうどいい感じの厚さで、輪郭も綺麗なラインをした、

まれにみるイケメンだった。



え、てか、その制服‥

「‥あ、あの!もしかして、松川高校‥の生徒ですか!?」


いつもは人見知りで、初対面の人とはまともに話せないが、思わず口から溢れるように言葉が出た。


「うん、もしかして、受験生?」

「‥はい!その、間違えて反対方面乗っちゃって‥学校までの行き方教えてもらえませんか?‥」


「やっぱり笑‥さっきから1人でオロオロしてたから、間違えたのかなーって」


そう言って、面白そうに口元を手で押さえながら笑った


‥あ、笑うと目尻が下がって、顔もクシャってなって人懐っこい感じになるんだ‥‥


なんて思ってたら続けて


「俺もこれから学校行くとこだったから一緒に行く?」と言われた。