「絢斗・・・モテるんだもん・・・」 「ヤキモチ?」 ニヤニヤしながら私の顔を 覗き込む絢斗を睨み付ける。 「そうだよ・・・悪い?」 絢斗はモテる。 絢斗目当てで保健室に行く女の子はたくさんいる。 だから、いつも不安になる。 「悪くねぇよ」 「・・・んっ」 絢斗は触れるだけのキスをして ゆっくりと唇を離す。