嫌いの裏の優しさ

「理由になってないよ〜
ね?お願い!」


「やだ」


「どうしてー?」


「…」


私が黙ると隣の席の子の友達もやってきた。


「もうやめなよ、いい加減迷惑だよ?」


「だって〜」


「…嫌いだから」


「え?」


「人間が…嫌いだから
あまり関わりたくないの」


「…」


私が言うと二人とも黙ってしまった。


…何言ってんだろ


私はまだ食べ終わってない焼きそばを食堂の調理場に戻して教室に戻った。


その後あの二人がどんな会話をしたかなんて知らない。


興味もない


けれど、一つわかっているのは


確実に嫌われた。