唯一の愛をキミに【完】

普段はまだ行為自体に慣れていない唯に合わせてゆっくりとしたペースで進めるけど、今夜はなぜかそんな気分になれなくて。


初めて体験する激しい行為に乱れる唯を見て、先ほどまでのイライラした感情がウソのように晴れていくのがわかる。


昼間会った男が脳内を過ぎり知らずの内に笑みが溢れた。


唯のサラサラとした髪に指を絡めることも、


唯のこの甘い声を聞くことも、


唯のこの白い肌に紅い跡を残すことも、


唯のこの体温を抱きしめることも、


おまえにはできない。


それができるのは世界中でたったひとり、俺だけなんだよ。


何度も何度も唯を抱き続けて疲れ果てて眠る唯にキスを落とす。


今まで味わったことのない優越感を抱きながらそのまま眠りについた。