「すごい。これ、全部唯が作ったの?」
「うん。上原くんの口に合えばいいけど…今、お茶入れるから座ってて」
ソファーに座りテーブルに並ぶ朝ごはんを見つめる。
すごい。うちの両親は共働きで朝は忙しいからと昔から朝食はパンとヨーグルトとサラダの組み合わせで、こんな和食が出てくる事は滅多になかったから。
唯が小さなトレインにお茶を乗せて持ってきてくれて俺の隣に腰を下ろした。
「熱いから気をつけてね」
「ありがとう」
久々に朝から熱い緑茶を飲み、「いただきます」と手を合わせてからお味噌汁に箸をつけた。
「…どう、かな?」
「うん。すごい美味しいよ」
俺の言葉にホッとしたのか唯も箸を進めはじめた。
美味しいのはお味噌汁だけではなく、他の料理も全部美味しかった。
「唯、料理上手いんだな。どれも俺好みの味だ」
「本当?良かった。料理は子どもの頃お母さんに教えてもらったの。上手くできた日はお母さんがすごく褒めてくれてね。失敗した日は笑いながら、それでも全部食べてくれた」
「そうか、唯のごはんはお母さんとの思い出の味なんだ。だからこんなにも優しい味なんだな」
「優しい味?」
「温かい気持ちになるような、そんな味。うちの母は料理があまり得意じゃないから。こういう家庭の味っていうの?いいよな」
「あの、上原くんっ!良かったらまた食べに来てくれる?」
「あぁ、また食べたい。唯の料理」
これはお世話でもなんでもなく本心で、また唯の作った料理を食べたいと思った。
「うん。上原くんの口に合えばいいけど…今、お茶入れるから座ってて」
ソファーに座りテーブルに並ぶ朝ごはんを見つめる。
すごい。うちの両親は共働きで朝は忙しいからと昔から朝食はパンとヨーグルトとサラダの組み合わせで、こんな和食が出てくる事は滅多になかったから。
唯が小さなトレインにお茶を乗せて持ってきてくれて俺の隣に腰を下ろした。
「熱いから気をつけてね」
「ありがとう」
久々に朝から熱い緑茶を飲み、「いただきます」と手を合わせてからお味噌汁に箸をつけた。
「…どう、かな?」
「うん。すごい美味しいよ」
俺の言葉にホッとしたのか唯も箸を進めはじめた。
美味しいのはお味噌汁だけではなく、他の料理も全部美味しかった。
「唯、料理上手いんだな。どれも俺好みの味だ」
「本当?良かった。料理は子どもの頃お母さんに教えてもらったの。上手くできた日はお母さんがすごく褒めてくれてね。失敗した日は笑いながら、それでも全部食べてくれた」
「そうか、唯のごはんはお母さんとの思い出の味なんだ。だからこんなにも優しい味なんだな」
「優しい味?」
「温かい気持ちになるような、そんな味。うちの母は料理があまり得意じゃないから。こういう家庭の味っていうの?いいよな」
「あの、上原くんっ!良かったらまた食べに来てくれる?」
「あぁ、また食べたい。唯の料理」
これはお世話でもなんでもなく本心で、また唯の作った料理を食べたいと思った。



