唯一の愛をキミに【完】

唯はお酒に強くないからアルコールが低い梅酒を、俺はビールを注文してふたりで乾杯をする。


告白はいつにしようか。


今言うと酒の力に頼ってると思われるかな。


告白するタイミングを見計らっていると次々に料理が運ばれてくる。


まぁ、食事が終わったあとでいいか。


「美味しい!」


「唯、これも美味いよ」


絶品な料理を前に酒が進むけれど、酔う訳にはいかないからほどほどにしなきゃな。


「わたしもこんな美味しい料理作れたらいいのに」


「唯の料理は美味しいよ?俺、唯の料理好きだし」


「もう…褒めてもこんな美味しい料理は作れません」


「でも愛情はたっぷり入ってるだろ?」


からかうように言うと唯は顔を赤くした。そんな姿は更にかわいくて、ついついからかってしまうんだ。


「失礼いたします」


襖が開き仲居さんが持ってきたのはコースの最後のデザートプレート。


それも俺が叔父さんに頼んだスペシャルバージョン。