「じゃあ協力しようよ。 私は祐樹を、あんたはあの子を。 みんなハッピーでしょ?」 「お前聞いてなかったのか? 俺は、彩花の幸せを願ってんの。 だから奪うつもりなんてない」 「だから、あの子の幸せが あんたであればいいんでしょ? あんたがあの子を奪えたってことは、 あの子にとって大切な人が、 祐樹からあんたに変わったんじゃん! それならあの子の幸せはあんたといることでしょ?」