いつも通り登校して、 いつも通り生活して、 いつも通り下校する。のがあたしの夢だった。 普通の、高校生活を過ごせたらそれでよかった。 だけど現実はうまくいかない。 それからあたしは、いつものあたしじゃなくなった。 誰かを避けている。 心と体が別々で…壊れたあたしの心を、ほんの少し洗ってくれるのはいつも彩乃だった。 「…っ」 「おい、」 今日だってまた、あたしは逃げるんだ。