すれ違い 太陽。 上



いつも通り登校して、

いつも通り生活して、

いつも通り下校する。のがあたしの夢だった。


普通の、高校生活を過ごせたらそれでよかった。


だけど現実はうまくいかない。



それからあたしは、いつものあたしじゃなくなった。



誰かを避けている。


心と体が別々で…壊れたあたしの心を、ほんの少し洗ってくれるのはいつも彩乃だった。



「…っ」


「おい、」


今日だってまた、あたしは逃げるんだ。