「ん~…」
しばらく沈黙したが、やがて口を開く。
無理かな~。無理っぽいなぁ。
なんて考えてると
「明日しよーな!明日、朝来たら黒板にはっとくからよー」
そう言って立ち去ろうとした先生を、一旦また停止させる。
「お願い…もう一ついいですかぁ?」
「おぉ、いいぞぉ」
いいぞぉぉぉおぉ。
引きつってるぞ…彩乃。
「私と晴くん隣にして下さい!」
あたしも頭を下げる。
「……そーかそーか。そ〜ゆう事だな。
いいぞ、隣にしてやる。けど今日宿題は1枚プリント増やすからな」
優しい先生なのか…厳しい先生なのか…。
「ありがとーございまぁす!」
はいはい。と苦笑いして教室を出ていく。
出たのを確認した瞬間。
「奈々~!ありがとぉぉ!」
「よしよし。」

