すれ違い 太陽。 上




「だ、だよね!私、垂らしかと思われるかな…」


「なに今更焦ってるのよ、今まで世の男をどれだけメロメロにさせてたのに」


そうだよ、あたしの好きな人だって彩乃の事好きだったのに。


好きな人できたから別れて欲しいなんて言われて、さ!


誰か聞いたら彩乃だし。親友っていう関係もあるのにさっ!!



「だいたいね?あたしなんて三嶋先輩好きなんだよ!?」


「た、確かに…そういえばそうね…」


思い出したかのように頷き、彩乃はさっきよりもほんの少し、ホッとしたような顔をしている。


よかった…少しは役に立てて。