すれ違い 太陽。 上



「……やばい」


どうしよう、心臓がっ…


「あぁぁぁあぁぁぁーーーーー!!!!」


と叫んでは見るものの…


しーん…


誰も起きなかった…、、




「うるさいよ、ねぇちゃん」



そう言ってきたのは、半起き半寝の弟。


「ご、ごめん…っ。」


「俺は別にいいけどさ、母さん疲れてるし、父さんまだ仕事してるから…」


なんか、申し訳ないことしたな…


「うん…ちょっと、叫びたくなって」


「枕に向かってしろよ」


そう怒られた。

だけど、凱斗はクシャっと笑う。


女子に見られたら、みんな一気にメロメロになるぞ、これは。