すれ違い 太陽。 上




「でも…」



そう言いながら立ち上がる先輩。



見上げて、目を合わせる。



久しぶりかも…目を合わせるの。

逸らしたくなるけど、


逸らしたらこっちの負けなような気がした。



先輩の手がゆっくり動いて


あたしの頭に置いた。



それから、髪の毛を少しクシャっとして


撫でてくれた。



「ありがとうな」