「電話でろ」 そう言ってきたのは三嶋先輩だった。 「すみませんっ」 やはり二人きりになると、ドキドキしてしまう。 いつも言葉は冷たいけど、表情は優しいんだ。 そういうところが またいいのかもしれない。 「倉戸は?」 「それが朝からいなくて…」