「先輩のバカ」 小声で呟いた一言は 先輩には届かない。 「あんた、仕事に集中しなさいよ?」 最後に彩乃に現実を知らされ、夢だった気分が悪くなった。 「わかってるよ!」 反発して彩乃のあとを追いかける。 あたし、やっぱり頑張ろう。 簡単に、諦められない。 だって? 「先輩が好きだから」