すれ違い 太陽。 上




「岡崎…」



「好きでもない相手、抱きしめたりしないでくださいっ。

他の女の子にもそんな事やってたら…っ」



最後までは言えなかった。



これ以上口にしたら、自分がおかしくなりそうだった。



「もう二度と、抱きしめたりしないでください。
そうゆうのは好きな人にするもんです」



では。と言い残して急いでプールから出ていく。




廊下では泣きじゃくった。



本当はあんな事言いたかったんじゃない。



本当は、ほんとは…もっと強く抱きしめて貰いたかった。