すれ違い 太陽。 上




「いいのよ!ウチと翔が上手くいけばあたしはそれでいい!」




どんな手を使ってでも。



それは先輩が言うことなんだ。



「先輩 という立場を利用して、親しい後輩を裏切ってまであたしを追い込みたいんですね」





ダメだ…次、言い返されたらあたし、もうーダメだ。



「いいからもっと濡れてよ。そしてもう翔に近寄らないで」




その悪女はあたしを押して、笑った。



「ざまぁみろ。あたしに勝てる女はいないのよ」



その一言で、昔どんな手でどういうふうに三嶋先輩と付き合っていたのか。バカなあたしにでも想像ができた。