「一応言っとくわ。」
そう言って、プールから出ようとする。
その瞬間、知らない女が怒鳴った。
「あんた調子乗らないでよ!いくら三嶋先輩のお気に入りにされたからっていい気になって、いつもいつも先輩に付きまとって迷惑なのよ!」
そこで内心傷つく。
やっぱり迷惑なんだよね。
それは前々から気付いていたんだ。
だけど先輩は 迷惑なんて思ってない だとか期待する事ばっかり言うから、いつもそれは流してきた。
今回ばかりはダメだと気付き、女に向かって口を開いた。
「まぁ確かに迷惑だと思うのよ。あたしも。
でも先輩は迷惑じゃない。って言い張るの。どうしたらいいと思う?
日頃から優しくしてもらってる先輩に、迷惑か。って聞いて 迷惑じゃない。って言われたら、困るでしょ?
そんで結果的に出たのがこれよ。
先輩を信用して甘えさせてもらってるの」
「そ、それが!」
「気にくわないんでしょ?
でもあんたら先輩と直接関わった事あるの」
そこでその女は俯いた。
よし、勝った。

