すれ違い 太陽。 上




「やだ!ごめんなさい!」



ジャッパーンッ!!!と大きな音を立てて水しぶきがプールタイルを濡らす。




プールにあたしだけ入ってる状態だけだったら、あたしが自分の意思で入ったと思うだろう。



が、そんなとこじゃない。




「はははっ!いい気味!あんたムカつくのよねぇー」



悪意はドロドロと流れ込んだ。




「三嶋先輩はあんたのもんじゃないんだから、ちゃっかり甘えてるんじゃないわよ。


大体、美雪先輩のだと知ってて近づいたんでしょー?性格わっるぅー!」



そこであたしの何かがブチッと切れた。