すれ違い 太陽。 上





「まぁいい。説明するからよく聞けよー」




「あんたったら、先輩怒らせてどーすんの」



小声で言ってきた彩乃は、珍しく話を真剣に聞いていた。



「どうせ先輩。あたしのこと後輩にしか思ってないし。いいのよ、今はハワイに来た事で頭いっぱい」




自分から お友達 とか言っといて今更、好き とかそんなの言えるわけがない。



「……あんたほんとに可愛いわ~」



「はぁ!?」



急に言われた謎の発言に、大声を上げると三嶋先輩が睨みつけてきた。




慌てて椅子に座り直す。



「なんか説明に文句あったかー」



「い、いえ!こちらの話です!」



逆に怒られるかと思ったが、すんなり通った。



それに少し安堵したが、その説明が終わってからだ。