「まぁいい。説明するからよく聞けよー」
「あんたったら、先輩怒らせてどーすんの」
小声で言ってきた彩乃は、珍しく話を真剣に聞いていた。
「どうせ先輩。あたしのこと後輩にしか思ってないし。いいのよ、今はハワイに来た事で頭いっぱい」
自分から お友達 とか言っといて今更、好き とかそんなの言えるわけがない。
「……あんたほんとに可愛いわ~」
「はぁ!?」
急に言われた謎の発言に、大声を上げると三嶋先輩が睨みつけてきた。
慌てて椅子に座り直す。
「なんか説明に文句あったかー」
「い、いえ!こちらの話です!」
逆に怒られるかと思ったが、すんなり通った。
それに少し安堵したが、その説明が終わってからだ。

