すれ違い 太陽。 上





「俺がか?いっちょ前に舌出して、可愛く逃げようとしたやつが言うか?それ」




「…っ、あー、はいはい!あたしが悪かったです!」



そう言ったら、負けって分かったけど誰もこの先輩には勝てない気がする。



その途端、あたしの頭に手が置かれた。


びっくりして先輩を見ると、満足そうに笑う顔があった。




頭に浮かんだ言葉が、余計にあたしをおかしくさせる。




反則…。