すれ違い 太陽。 上




「怖かったですっ…」




怖かったのもバレバレだった。


だけど、アイツに怒鳴ったその背中は凛としていた。



あたしにだって 感情 って言うのがあるのよ。



そう訴えるように。



誰でもいいわけないでしょ。って言うように。



「ならいい。俺はもう、あの時感心したけどな」



女のくせに無茶しやがって。



とか思ったけど、それ以上に岡崎がこういう奴で良かったと思った。