すれ違い 太陽。 上




「黙って守られてりゃいいのに」



「迷惑だと思ったんですよ」


また迷惑とか気にしてんのかよ。



お人好しなのか…さっぱり。




「好きで守ろうとしたんだ。本気で怒らせるヤツ、殺したって同じだ」



さすがに殺さないけど、殺しくはなりますよ。



今すぐその足洗えって言いたいし。



岡崎は俺をまっすぐ見て、何か言いたそうな顔をした。



その伝えたい事と来たら、笑えるものだった。



せめて潰すだけにしてください。



女が思うような事じゃねぇよっ…



そう思って、笑が漏れた。



が真正面に見える、女は泣いた。



そのとき一瞬戸惑ったけど、さっき光樹に言われたことを思い出した。




“お前の笑う顔。1番見たいのは奈々ちゃんだよ”