「黙って守られてりゃいいのに」
「迷惑だと思ったんですよ」
また迷惑とか気にしてんのかよ。
お人好しなのか…さっぱり。
「好きで守ろうとしたんだ。本気で怒らせるヤツ、殺したって同じだ」
さすがに殺さないけど、殺しくはなりますよ。
今すぐその足洗えって言いたいし。
岡崎は俺をまっすぐ見て、何か言いたそうな顔をした。
その伝えたい事と来たら、笑えるものだった。
せめて潰すだけにしてください。
女が思うような事じゃねぇよっ…
そう思って、笑が漏れた。
が真正面に見える、女は泣いた。
そのとき一瞬戸惑ったけど、さっき光樹に言われたことを思い出した。
“お前の笑う顔。1番見たいのは奈々ちゃんだよ”

