すれ違い 太陽。 上




「君…胸デカイね…はぁっ」



「ひ、あの、おじさん?!」



「直球にそれくるか、普通は!?」


小声じゃなくて大声で言えよ!


隣でその変態な光景に、突っ込む彩乃だがそれも小声だから、


今アイツには聞こえてない。



つまり、あたしに夢中なのだ。



有り得ることだけど!

満員電車で痴漢とかあるけども!


あたしがされるとは思ってなかった!!



「だから男子ひとり隣にしろって言ったのよ」



「その為かよ、はよー言え!!!」




ダメだ…怖いというより、悔しい。



こんなやつに触られたくなかった。