「ごめん、もう時間ないから行くね」 「あ、はい」 久しぶりの会話がこれって…どうなの? あたしが悪かった? 空気読めばもっと話せた? だけど時間は…あたしのことなんて考えてくれない。 どんどん、どんどん押し寄せてくる。 先輩の背中を見送ってから、その場にしゃがみこむ。 胸元のリボンを握る。 話すだけでドキドキするとか、病気かっつーの。 てか、ドキドキさせんなつーの。 そんなことを思いながら、その場で唇を噛み締めた。