これも青春。

先生が言ったから、テナーサックスをやってあげてるのに。



何で?



どうして、私ができなくて、同い年の柊花が、演奏させてもらえるの?



そんな思いが溢れてきて、涙が止まらなかった。



「舞香、大丈夫?仕方ないよ、もともと、あのテナーサックス、先輩が使ってたんだもん。」