主人公の葵はある雨の日に母親の携帯を見てしまい、着信履歴が同じ人物で埋まっていることに気付く。
浮かぶ予感を消し去りたいと願うように、意を決して電話をかけると
電話に出たのは、“その人“ではなかったーー…。
*
まるで一本の映画を見ているようでした。
7日間の中で少しずつ明らかになる登場人物たちの過去、想い、そして恋と愛。なぜ葵と“彼“は出会ったのか。
それはきっと運命だったのだと、後半少しずつ伏線が回収されていくたびに涙が溢れました。終わり方がとても好きです。
彼女と彼の幸せを願わずにはいられません。素敵な作品、ありがとうございました!