水が光を浴びて、キラキラと輝く。
綺麗な青が、僕を揺らす。
「沙月が来てくれたら、嬉しい。」
僕らしくないことばっかりさっきから言ってる。
頭で考えるよりも先に言葉が出てしまっている。
それは、ここが日常からかけ離れた場所だからかな。
それとも、沙月の隣が相変わらず夢とか幻みたいだからかな。
「私もすずくんと行けたら楽しいと思う。…もし私が行けたら、助けてくれる?」
「うん。」
頷いた僕に彼女が顔を綻ばせたのを感じて、僕も口角が上がってしまう。
沙月の後悔が消えて、学校も楽しんでくれたら嬉しいなって純粋に思った。


