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「んー…、疲れたあ…。」
「まあ、いきなり授業6時限まで受けたからね。」
「普段あんまり動かないから体力がないのだよ〜。」
項垂れた沙月が、机に突っ伏す。
放課後の教室は部活に行く人が多くて、チラチラと視線を感じながらもどんどん教室内の人が空いていっていた。
沙月の机の近くに立って、彼女の綺麗な髪の毛が動く姿をなんとなく見つめる。
だけど、それもつかの間でまた馬鹿力がぐんっと僕の手を引いた。
「…松坂、腕取れそうだから手加減してくれる?」
「え?あ、悪い。普通の力だったんだけど。」
「もう僕の腕掴むのやめよっか。」
「それより鈴木!!俺は聞きたいこと一杯あるんだよ!!」
「え、僕の提案ガンスルー?」
そりゃあ、休み時間には僕が逃げまくってたから松坂はきになることだらけだろうけど。
めんどくささを考えると思わずため息が出そうになる。


