「私おいしいジュース持ってきたの!小野くんに飲んでほしい」


「グラス持っていくから2階の部屋で待っててくれ」


「うん!分かった」


小野くんには、悪いけど今日だけだから私のわがままに付き合って。


私は、悩みながら2階に上がって小野くんの部屋にたどり着いた。


黒と白でまとめられたシンプルな部屋だった。意外にマンガが置いていた。


新しい一面をこんな風に見つけたい。