クーデレ君と微妙な関係

「十波…離せよ」


いつまでたっても手を離してくれない。


てか、ホントにこいつ寝てんの?


「ん……」


いきなりもぞもぞと動き出したと思ったら、離すどころか、余計きつく握られた。


「何だよ、」


理玖が戻ってきたら確実に怒るだろうな。


「はぁ…ほんっとタチ悪りぃ」


こんな事しといて、起きたら覚えてないって言うんだろ。


「おい、新也。母ちゃんが晩飯食ってけって言ってるけど、どうする?」


………は?