クーデレ君と微妙な関係

【新也side】


「寝た……か?」


「多分。目ェ塞いでたから、寝る以外に何もする事なかっただろうし」


スースーと寝息をたてながら寝る十波の頬を、軽く撫でてみる。


「今日、何かあったのか?」


理玖が机に向かいながら訊いてくる。


「ちょっとな。友達のいざこざに巻き込まれて、他の女子に絡まれてた」


あの部屋に散らばった参考書。


昨日夜遅くまで勉強してたんだろうな。