クーデレ君と微妙な関係

それから、私が異変に気づく事になったのは、付き合い始めて少ししか経っていない、ある日の放課後だった。


「彩葉、今日は一緒に帰れるかな?」


初めの方は、彩葉も一緒に下校してくれていた。


それが、だんだん断られるようになって。


「あ……は、」


無人のはずの教室から女の子の声が聞こえてきた。


しかも、普通の話し声ではなくて。


(あ…喘ぎ声?)


苦しそうな、でも幸せそうな声。


(少し位、いいよね)


興味本位で覗いていい現場じゃないけど。


覗いてしまった。


そこで目に入ってしまったものは、




彩葉が、他の女の子とキスをしている所…だった。