クーデレ君と微妙な関係

朝練を終えて教室に戻ると、七草の叫び声が耳に刺さってきた。


「お~朝からにぎやかだね。」


その真正面には、真っ赤な顔した十波。


オレと目が合った瞬間、もっと赤くなった。


「あ、噂をすれば」


七草がこっちの存在に気づいた。


そしてニヤニヤと笑い始める。


「七ちゃん、余計な事言わないでね!」


「分かってるって、喋らなかったらいいんでしょ?」


言わなくてもバレバレだっつの。


「何?新也、話が読めないんだけど。」


「読めなくていいっつの。」


ったく…バカ十波。


何でもかんでもバカ正直に話さなくてもいいんだよ。