「み…とな…となみ、十波!」
誰かの声が聞こえるなと思いながら、目をゆっくり開ける。
「え…ここどこ?」
自分の部屋じゃない事くらいしかわからない。
背中には硬い壁。
目の前には…
「新ちゃん…!」
「そうだよ。何寝てくれてんの」
明らか不機嫌そうな目を向けられる。
「私寝てた?」
「おう、もうそれはそれは」
時計の針は7時を示していた。
それが朝の7時なのか夜のなのかは…分からない。
「いい加減帰らねぇと。」
どうやら朝ではなかったらしい。
「そう…だね。ほんとごめん」
まだぽーっとする頭で頑張って喋る。
「まだ眠いのか?」
「うん…昨日寝たの3時でさ…」
「3時!?」
そんなに驚かなくてもいいじゃんか。



