クーデレ君と微妙な関係

「んじゃ、オレ隣の部屋いるから。着替え済んだら呼んで」


「はぁい」


ヤバイ…動揺が隠せない。


なんとか明るい声を出してみたけど、そういう問題じゃなかった。


(うわー、やっぱり大きい…)


袖を通してみたけど、やっぱりサイズが全然合ってない。


「まぁ…いっか」


新ちゃーんと呼ぶと、ガチャリと扉が開いた。


「聞こえたんだ」


ものすごく小さな声だったのに。


「てか、お前…ははっ…」


いきなり笑われた。


「何よ。何か問題でも?」


ぼふっとベッドに腰掛ける。


「いやー、ぶかぶかだなと思って。十波ってそんなに小さかったっけ」


「黙っててよ…もう」


女の人と男の人では体格に差がありすぎる事を知らなかったわけでもあるまい。


もしかして…からかわれてる?