クーデレ君と微妙な関係

「やっぱり姉ちゃん気持ち悪い。彼氏でもできたの?」


「んな…!」


「そうなのか!十波!!」


今まで静かに新聞を読んでいたお父さんが、いきなり顔を上げた。


「なわけないでしょ!大体、彼氏できたらすぐに報告するわ!」


「もうお父さん…お前がいつ嫁にいくかヒヤヒヤで…」


「もう、お父さんったらー、十波が嫁にいくなんてまだ先の事でしょ」


理玖をジロリと睨むと、プイと顔を逸らし、


「姉ちゃんの彼氏、楽しみだなー。」


そう言って自分の部屋に消えていった。


「はぁ…」


私に彼氏なんて…出来るのかな?