「ふーん。顔赤い」 「うるせぇな。で、何する?」 ふふん、とわざとらしく鼻を鳴らして、 「そんなの、これに決まってるでしょ!」 指さされたのはゲーム。 「来るまではなにしよっかなぁって考えてたんだけど、これを見てビビッときたよ。今日こそ新ちゃんに勝つから覚悟してなよ!」 「はいはい」 そういってテレビの前、2人でコントローラーを握りしめて画面と向き合う。 誰もが一度はプレイしたことあるであろう某有名格闘ゲーム。 それなのに。 「十波…お前弱すぎ…」