クーデレ君と微妙な関係



【新也side】


部活のミーティングが終わってみんなが散り散りに帰り始めたころ。


紅真が気持ち悪い笑顔を浮かべて駆け寄ってきた。


どうせロクな話はされないだろうと思って、無視して帰ろうとしたら、


「もう新也ぁ!そんなそっけない態度取らないでよー!」


妙な裏声を出す紅真に、後ろから抱きつかれた。


「キモい。離せ」


男のゴツゴツとした腕が首に回されているこの状況に、寒気が走った。


12月なのにマフラーを巻いていなかったオレが悪かったか…。


「なんでそんなテンション高ぇんだよ…意味わかんねぇ…」